はじめに

はじめまして、当ブログにお越しいただきありがとうございます。
管理人の萬田と申します。
当ブログは私が見聞きした、稀に調べた都市伝説や怪談について掲載していくので、都市伝説が好きな方やオカルト、ホラーに興味がある方は是非定期的にお越しください。


はじめに
私は幼少期から健康優良児で目もよく偏頭痛もなく極めて明るい男児であったと記憶しております。
ところが中学2年生の初夏、突然原因不明の病魔に侵され肝臓を悪くし、休学し入院生活を余儀なくされました。
人工透析治療が1番効果的であったように覚えています。
それから5年ほど入院生活をしていたので、病院に纏わるお話はたくさん用意してあります。

あなたは病院に怖い話が多いのはなぜだと思いますか?

人が沢山亡くなるから?

……半分正解です。
答えは命が循環する場所だからです。
人が生まれ死んでいくサイクルがひとつの病院という概念の中に収まっているのです。
魂の出し入れが頻繁に行われる場所では生者とその他のものの境界線が曖昧になるのだと思います。

私は5年の入院生活の中でついぞ病院内のにおいに慣れることはありませんでした。



当ブログは私が見聞きしたものだけではなく閲覧者の方から募集し私が解説及び考察したものについても掲載していきたいと思っています。
よろしければコメントにどうぞ。

またのお越しをお待ちしております。
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コンセントさん

コンセントさん

私、隙間に指を入れたくなる癖が昔からずっとあったんです。本と本の隙間とか、ほら、そういう教育番組あったじゃないですか。
隙間が好きな私はもちろんというのもなんですが、コンセントのあの2本の隙間にも惹かれていました。
ある時、あまり記憶が無いのですが、U字型の簪をコンセントに刺して感電したことがあるみたいです。
感電したあとも私は懲りずにコンセントの隙間が気になってたまらなかったのですが、今はコンセントの隙間が怖くてたまらないんです。

コンセントで感電した時がだいたい8歳くらいだったので、それはだいたい13歳くらいのときだったかなって思います。
ドライヤーで髪を乾かしたあと、コンセントを抜き、じっとコンセントの隙間を見ていました。
そしたら突然コンセントから声が聞こえてきたんです。
男の人とも、女の人とも思えないような不思議な声で、一緒にお風呂に入って着替えてた小さい弟には聞こえてなかったみたいです。

その声は私に「あなたも私になりましょう」みたいなことを言ってきたような気がしました。

声をぼんやりと聞いた私は、その声に惹かれて指をコンセントに近づけたんです。
そしたら絶対入るはずがないのに指から身体がコンセントに吸い込まれていったんです。
右手の平が全部吸い込まれて手首を掴んで引っ張りました。でも、だんだん力が抜けて怖くてたまらなくて、多分感電した時の何倍も恐ろしくて、きっと死ぬだろうとまで思いました。

目が覚めるとリビングにいました。
弟の泣き声を聞きつけた母が運んでくれたみたいです。
ただの貧血だと思われたし、自覚症状も似たような感じだったんですけど、コンセントに命を吸い取られそうになったように感じたので、今はコンセントには使わない時蓋をするようにしています。

目玉がひとつ

私が保育園くらいの時の話です。

寝室で夜寝ている時、トイレで目覚めるとベッドの向かいにある衣装ケースに目がいくんですが、そこに目玉が1個だけあったんですよ。

そんなおもちゃ持ってないなって思いながらもなんとなく見てたらその目玉と目があって、自分が動くと目玉も私と視線合わせるように動いて怖かったことをおぼえています。

トイレに行ったついでに親を呼びにいって一緒に寝てもらおうと思ったのですが、親に話しても親には目玉は見えてないし、だけどずっと目玉はそこにあるし、視線合わせてくるしで私が寝るまでずっとあったってことがよくありました。

お面の家

お面の家

小学校低学年の頃。
休日になると近所の祖父母の家にいる幼馴染のお家によく遊びにいってました。
基本的にお家の中で遊んでいたのですが、近くの公園に行くこともありました。
南は大通り、北は静かで寂れた住宅街が広がっていました。
お家から公園に行くには静かな住宅街と団地を抜けて行くのが近道でした。
建物の影になるので昼間でも暗いその道は静かなこともありあまり好きではありませんでした。

今まで忘れていたのもびっくりしたのですが、その道が苦手な理由がもうひとつあったのです。
道に面して小学生の目線ほどの低い位置に横に長い窓がある茶色い壁の家がありました。
今思えば茶色い壁の家なんて表の大通りから見た事なかったんです。
その家の横長の窓には道を見るようにピッタリと般若やおかめのお面や、おじさんの顔をしたお面が10個ほどずらりと並んでいました。
道を通る度にそのお面に見られているような気がしていました。

中学生にあがり、その友達のお家に遊びに行くことも少なくなった頃、家を建て替えることになり仮住まいとして一時的に近所の別の家に引っ越すことになりました。
そのお面の家から20mも離れていない場所でした。
引っ越してしばらくしてもお面の家のことはすっかり忘れており、仮住まいから大通りに出るまでにお面の家の道を通ることもなかった為ごく平穏に過ごしていました。

仮住まいに引っ越して4ヶ月は経った頃、私は夕方1人で公園のブランコに乗っていました。
すると家がある方向から1人のおじさんが歩いてくるのが見えました。
公園内にトイレもあるので別におじさんが歩いてくるのは不思議ではなく放っておいたのですが、どうも私の方に近づいてきていました。
危機意識がなかったのでそのままブランコに乗り続けていたのですがブランコに近付いてきたおじさんは私にこう言いました。
「ラーメン屋って、近くにありますか?」
ちょうど公園から見える大通りの向こう側にラーメン屋があったので指をさして教えました。
「どうも」
おじさんはそう言うとラーメン屋の方に歩いていき、公園内から少し出たところでUターンをしてまた戻ってきてこう言いました。
「今、何時ですか」
私は公園の真ん中にある時計を指さして教えました。
なんだか怖くなったのでおじさんが時計の方に歩いている間に自転車に飛び乗り一度家と反対方向に走って公園から出て、しばらく近所をまわった後に家に帰りました。
家に着くなり母親に伝えました。
私があまりにも動揺していたので母親は念の為警察に電話をしてくれました。
自分でもなぜあのやり取りの中で恐怖を感じていたのかわかりませんでした。
それがさっき、ふと思い出したのです。
私に声をかけてきたおじさんの顔が、お面の家にあるおじさんの顔をしたお面と同じ顔だったんです。

霊界通信

トーマス・アルバ・エジソン
晩年
鉱山経営などにも手を出すが失敗。高齢となって会社経営からは身を引くが、研究所にこもり死者との交信の実験(霊界との通信機の研究)を続ける。1914年12月に研究所が火事で全焼し約200万ドルの損害を被ったが、臆せずその後も死者との交信について関心を持ち研究を続けた。
1931年10月18日、84歳でその生涯を終えた。
(Wikipediaより引用)

そもそも霊界などあるのでしょうか。
霊界とはなんなのでしょうか。
霊界に住む者と我々の世界に留まる者の違いはなんなのでしょうか。
もしあったとして、霊界にいる誰に電話をしますか?何を言いますか?

(https://www.pixiv.net/artworks/78849720)

プロフィール

萬田弓一

Author:萬田弓一
フリーライターの萬田弓一です。
当ブログでは私が見聞き及び調べた都市伝説や怪談の紹介をしています。
ご連絡、ご相談はphalaenopsis404@gmail.comまで。

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